親バカ丸 No.73 食育~健康 回せ!細胞内エンジン!!
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★KEN的筆洗★ シリーズ 【バードビュー子育て】
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「食育」から「健康」を考えるへ 回せ!細胞内エンジン!!
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先週は、『体液が酸性に傾くと、病原菌が体内で繁殖しやすく
なる。 したがって、体液が酸性側に傾いたままになる「体質」
こそが、病原菌による発病の真の原因である』というお話でした。
酸とアルカリのバランスが健康に与える影響は、病原菌が繁殖
するための条件だけではありません。
アレルギー体質、近視、虫歯、歯槽膿漏から水虫、今や離婚の
原因にまでなる鮫肌に至るまで、体液が酸性に傾くことによって
引き起こされるといいます。
まさに、アチトージス(酸毒症)は万病の元といえるでしょう。
では、なぜ体液は酸性に傾くのか、酸毒症の原因は何なのか?
それを理解するために、まず体のメカニズムを知っておきま
しょう。
過食、疲労、ストレス、便秘・・・様々な原因で体内に強い酸が
作られると、恒常性の維持機能はすぐにこれを中和しようと働く
わけです。
まず、体液中で炭酸塩として動きやすいかたちになっている
カルシウム(イオン)が強酸と結合してこれを中和します。
また、残った弱酸の炭酸は、炭酸ガス(二酸化炭素)となって
肺から対外へ排出されます。
一方アルカリは、カルシウム中性塩の形をとって尿中から対外へ
排出されます。
CMで「酸が効く!」つって便器をこするオバチャンの姿がよく
ありますが(笑)、あの、便器にこびりついてるしつこいオリは、
このカルシウムの化合物が主なものです。「酸が効く!」のです。
このように体内で生ずる酸やアルカリを中和するために、カルシ
ウムや様々なミネラルが日常的に消費されているので、常に補給
していないと中和できずに酸が残ってしまったり、酸性に傾いた
体質によって、更にミネラルが不足し、慢性的な酸毒症にさらさ
れる危険があるわけです。
■病気を悪化させるミネラル・・・?
我々のエネルギーの源は、大まかに言ってしまえば、ガソリンを
燃やして走る車と同じように、食物を体内で酸化(燃焼)させる
ことによって得ているわけです。
車のエンジンルームが回転運動を生み出すように、細胞内では
ミトコンドリアというエンジン内でクエン酸回路が上手く回る
ことによって筋肉を動かすエネルギーを生み出し、最終的には
食物は水と二酸化炭素にまで分解されるわけですね。
ところが、その細胞内エンジンが上手く回らないで、酸の段階で
ストップしてしまうと、酸が体内に残ってしまうのです。
これを中和するのがカルシウムイオンなのですが、これは、細胞の
外側、血液や組織液にのみ存在して、細胞内液には含まれていない
のですね。
その逆に、細胞内液に多く含まれるミネラルがあります。
マグネシウムです。
細胞外液(体液)中にあるカルシウムイオンが減少(濃度が低下)
すると、浸透圧によって細胞膜が破壊されて、マグネシウムイオンが
細胞内から体液中に流出してしまいます。
このマグネシウムには、リン酸酵素を活性化する働きがあって、
体液中のマグネシウムの増加は、無機リンの増加を呼び起こします。
そしてこのことが、病状悪化を加速する引き金になるらしい・・・
このリンは植物にとっても動物にとっても重要な物質で、例えば
ヒトの骨格の主成分はリン酸カルシウムであり、また各種酵素を
形成する要素であったり、最終的なエネルギーとしてのATPの
原料だったりするわけです。
ところが、多すぎるリンは、体に害をもたらすのです。
特にカルシウムとのバランスは重要で、体液中のリンイオンが増加
すると、体液中のカルシウムイオンは減少するという関係にあるの
です。
結果、体液はより酸性側に傾き、酸毒症がひどくなってしまう。
まとめると、
血中カルシウムイオンの減少
↓
血中マグネシウムイオンの増加
↓
無機リンイオンの増加
↓
血中カルシウムイオンの減少
という悪循環に陥ってしまうわけですね・・・
いったんカルシウムイオンが減少しだすと、マグネシウムイオンや
無機リンイオンが過剰となり、その働きでさらに病気が進行して
しまう・・・そういうメカニズムになっているのです。
カルシウム不足がもたらす悪影響はまだまだありそうです(汗)
つづく
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